今週発売の『「街道」で読み解く日本史の謎』(PHP文庫)では、東日本の街道を舞台に起きた様々な歴史を20の視点から読み解きました。目次は以下の通りです。 ご関心のある方はどうぞお買い求めください。http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76568-6
なぜ品川は、江戸・東京の「玄関口」であり続けるのか?―日本の将来を決めた「物流大動脈」
なぜ街道から離れた小村が、「巨大都市」横浜に変貌したか?―幕末の「政治力学」が生んだ奇跡
なぜ鎌倉は「戦場の古都」となり、表舞台から消えたのか?―敵も味方も引き寄せた「戦の道」
なぜ北条氏が滅亡しても、小田原は「戦略拠点」だったか?―家康が受け継いだ「関東ネットワーク」…
なぜ関所のある江戸時代に、「観光大国」が誕生したか?―規制が現実に「追いつかない」とき
なぜ「天城越え」の往来は、江戸時代に不可欠だったか?―「艱難辛苦」の先に待っていたもの
なぜ日本人は「富士山頂」へと続く道を生み出したか?―そこは神と仏の「特別な世界」
なぜ甲州街道は、甲府を過ぎて信濃の「中山道」まで続くのか?―秘められた「武田信玄の上洛」
なぜ日光例幣使は、幕府・朝廷の「微妙な関係」の象徴なのか?―「京都と日光」が結ばれた謎
なぜ上杉謙信は大軍を率いて、「越山」を繰り返したのか?―関東を目指す「本当の理由」
なぜ江戸っ子は「秋葉神社」へ遠い参詣の旅に出たのか?―「火災多発都市」の切実な思い
なぜ善光寺の「御本尊」は四十年余り、諸国を流転したか?―戦国乱世に訪れた「街道の危機」
なぜ源義仲は、頼朝より先に「平家の都落ち」を実現できたか?―「北陸道」と「東海道」の主導権争い
なぜ和宮の「婚礼行列」は東海道から変更されたのか?―「中山道」がまさった本当の理由
なぜ塩街道から、日本の「民間運送業者」は拡大したか?―実力で勝ち取った「規制緩和」
なぜ美濃街道こそが、信長の「天下取りの街道」だったか?―街道を制する者が「京都を制す」
なぜ石田三成は、関ヶ原を「天下分け目」の戦場に選んだか?―家康の「中山道制圧」を阻止せよ!
なぜ秀吉は「美濃大返し」で最大のピンチを逆転できたか?―「速度」こそが包囲網を打ち破る
なぜ「三人の天下人」の姿が、朝鮮人街道には見えるのか?―朝鮮通信史が通った「将軍専用の道」
なぜ大海皇子の挙兵は「大津京を制する」ことができたか?―「瀬田の唐橋」までの包囲網